アメリカの夏休みの憂鬱

newyork_newyork2016-09-01

アメリカの夏休みは長い。
6月、7月、8月の約3ヶ月!
子供にとっては楽しい夏休みですが、親、特に専業主婦をしている母親にとっては地獄の毎日です。
子供が朝から晩まで家にいるのですから。
解決策は、サマーキャンプと旅行!

サマーキャンプについては、日本を出発する前にYMCA Camp Mohawk(http://campmohawk.org/)に申し込みました。娘二人とも、7月下旬から8月上旬の2週間のコースです。
このキャンプは1920年に始まった女子オンリーのキャンプです。1週間単位のキャンプで2週間で一人1570ドル、1週間の乗馬レッスン一人120ドル。計一人1690ドル、2人で3380ドル。20個くらいキャビンがあり、一つのキャビンに2段ベッドが6つから8つあります。次女のキャビンを覗いてみると、フロリダから来た女の子は4週間参加しているとのこと。
2人の娘を残してキャンプ場を発つ際には少し悲しい気持ちになりましたが、彼女たちがアメリカで生き抜くためには逞しくなければならないと思うのでグッと堪えて去りました。キャンプの様子が毎日サイトにアップされるので、毎晩確認していました。
2週間後、迎えに行きましたが、彼女たちは、友達もたくさん作って楽しんだようで、親のことなんて忘れていたようでした。来年も是非行きたいとのこと。
キャンプの典型的な一日は、7時20分起床、8時から朝食。食事は全員が同じ会場に集まって食べるそうです。8時30分にキャビン掃除、9時から12時半までアクティビティを3つ行う。12時半からランチ、1時から2時まで休憩、2時から4つ目のアクティビティ、3時からキャビン内のアクティビティ。4時からオプショナルのアクティビティ、5時半から夕食。7時から夜のアクティビティ、9時20分に就寝








。アクティビティは、パフォーミングアーツからスポーツまでたくさんあります。パフォーミングアーツは、例えば、ウクレレ、ベークショップ、コーラス、クリィエイティブ・ライティング、演劇、ペインティング、フォトグラフィーなどなど。スポーツは、アーチェリー、乗馬、バドミントン、バスケットボール、チアリーディング、ダンス、フィールドホッケー、サッカー、テニス、機械体操、バレーボール、ヨガ、ログローリング、カヤック、水泳、パドルボーディングとか。

近所のYMCAのキャンプにも参加させました。まずは会員になるための年会費は一人281ドル、二人で562ドル。フィットネスキャンプしか空いておらず、7月第3週の1週間だけ通いました。フィットネスキャンプは、ジムでマシーンの使い方を学び、トレーニングを受け、ゲームを行った後、プールで水泳をしたそうです。同じ学校区ではないですが、隣の学校区の同い年の子と友達になったようです。因みに会費ですが、一人299ドル、計598ドルでした。

旅行については、アメリカに来て生活の立ち上げで精いっぱいでしたので、近郊であるボストンとケープコッドに行きました。ボストンは、近郊のレキシントンで少しゆっくりし、独立戦争の発端となったレキシントンの戦いの場を見学しました。ボストンでは、時間がなかったので、フリーダム・トレイルをたどり、ハーバード大学を見学しました。
ケープコッドは、プリマス、ハイヤニス、チャタム、プロビンスタウンを訪問。プリマスはメイフラワー号が到着した町。プリマス・ロックとメイフラワー号のレプリカを見学。ハイヤニスはケネディ家の別荘地があったところであり、ケネディ博物館を見学。、チャタムはチャタム灯台で有名ですが、子供たちはそれに目もくれず海を楽しみました。プロビンスタウンは芸術とゲイの町。おいしいロブスターの料理を食べました。帰りに、ロードアイランド州のニューポートに立ち寄り、大豪邸を見学。それぞれ短時間でたった2泊3日の旅行でしたが、大いに満喫できました。