アメリカの学校生活開始

Labor Dayの翌々日、9月7日から子供たちの学校が始まりました。学校初日ということで、持ち物はノートと筆記用具だけで十分。

車で送るのか、自転車で行かせるのか、悩みましたが、長女については折衷案を採用。行きは長女を車で送りましたが、帰りは、自転車で帰ってきてもらうことにしました。そのため、行きの車に長女の自転車を載せることに。次女は家内が車で送りました。

長女も次女もそれぞれ高校と中学の新一年生(それぞれ9年生と6年生)というのに、アメリカの公立学校は始業式というものはないのです。長女を車で送り、自転車を自転車置き場に置かせましたが、親としてはできることはそこまででした。バックパックを背負った長女は、そのまま校舎の中に入っていきました。なんだかあっけない見送りでした。家に帰っている途中、車内から生徒の通学方法を確認しました。1マイル(1.6キロ)程度であれば徒歩で通学している生徒、自転車はもちろんのこと、高校の高学年であれば自分で車を運転して通学している生徒もいました。

長女の高校(9年生から12年生までの4年間)の授業は1日7科目あります。午前8時から1限目が開始され、1科目40分間の授業です。次の授業への移動時間は4分しかありません。科学(Living Environment)、数学(Geometry)、世界史(Global History)、音楽(Band)、スペイン語(第二外国語)、国語(English)、ライティング(Writing)。これに加え、2時間目にはStudy Hallという時間があり、自由に勉強ができる時間で、多くの生徒は宿題をやっています。各生徒により時間割が全く違うので、ランチを食べる時間も異なります。長女の場合は、3時間目がランチで、午前10時12分から10時52分までとかなり早いランチとなっています。

次女の中学(6年生から8年生までの3年間)の場合は、8科目。中学も各生徒によって時間割が異なります。英語、科学、Art、コーラス、算数、Social Studies、フランス語、体育を履修しており、ランチは5限目で午前10時56分から11時36分までです。

高校も中学も、カウンセラーが指定されています。学校の授業から学校生活、友人関係までなんでも相談できます。

今週は水曜から始まったので3日間だけでしたが、子供たちにとっては新しい環境で少しドキドキの週だったと思います。幸い、次女は、ランチを一緒にとる友達が4、5人できたそうで安心しました。クラスはすべて異なるクラスルームで行われ、クラスとクラスの間は4分間しかなく、次のクラスへの移動であっという間に過ぎるため、ランチくらいしか友達とゆっくり話す時間はないそうです。

長女は、高校の体育会バレー部に入部試験を受けて入れたので、毎日練習があり、チームメートと仲良くなっているようです。次女も、これから学校のクラブに入り、たくさん友達を作ってほしいものです。